転職

仕事に行きたくないSE(システムエンジニア)のジレンマ

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SE、特にSIerのシステムエンジニア、プログラマなら、一度は考えたことがあるでしょう。
仕事に行きたくないと。
一度どころではないかもしれません。

SE(システムエンジニア)が仕事に行きたくなくなる理由

SEの仕事はデスマーチになることも多く、そもそも出社していなくてもトラブルがあれば、
ひたすら電話がなり続けます。
電話をかけるほどでは無いトラブルは、職場についた朝に知ることとなります。
私も以前、24時間稼働の基幹システムを前任者から引き継いだことがありますが、
半年は電話がなり続け、胃に穴が空きました。
正確には、胃がいたすぎて限界で病院にいったら、胃潰瘍の治りかけだったということがありました。

また、単純に向いていないという人もいます。
プログラマは、本当に向いていない人が存在します。
とりあえずやらせてみても、全くできなかったり、一見できているように見えても、
時限爆弾のようにバグが潜むプログラムを大量生産する悪魔のような存在に育つこともあります。
こういうプログラマがいたら、そっと別の仕事をさせるように誘導するしかありません。
コンピュータのキッティングとか、設定作業とかです。
ただ、そもそもミスが多かったり非効率な人であったりするので、そちらの仕事でトラブルは増加します。

仕事に行きたくないエンジニアはどうすればいいの?

選択肢を考えてみます。

・しばらく休む。
おそらく、休み中もひたすら電話がかかってきます。

・仕事を辞める。
転職先を探すストレスに苦しむことになります。
貯金がまったくなかったら終わりです。
しかも、プログラマは地味に給料が安い割にストレスが尋常じゃないので、
浪費癖がついていることが多々あるので、貯金が少ない場合があります。

・システムが安定的に動くようにする。
これができたら苦労しないのですが、これが1番の解決策になります。
私の場合、前任者のプログラムのバグが主な原因だったので、
全力でそれを全部潰しました。
ただ、これには落とし穴がありました。

正常に動くプログラムを作ると問題が生じる

仕事に行きたくない、会社を辞めたいと強く思いながら、働いていたため、以下のことを実行しました。

・バグが発生しないようにする。
・バグが発生しても、すぐに原因がわかるようにログ等を充実させる。
・単純作業は徹底的に効率化する。

これらの対策により、労働環境は劇的に改善し、残業はほぼなくなり、夜中や休日に電話がかかってくることも、ほぼなくなりました。

以降、入社したエンジニアたちは、入社当初から、ほとんど残業をすることもなく働いています。
そして、私は解雇されました。
その理由はこちらの記事です。

業務ハックしたら、やっぱりクビになりました。

仕事に行きたくないSE(システムエンジニア)が仕事行くのが苦痛じゃなくなるように仕事すると、
理不尽なブーメランでクビになる可能性があるという話でした。







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