以前の記事で、社内SEという言葉は、定義が曖昧で会社によって全く違う職業を意味していると記述しました。
求人広告を見ていると、以下のような種類があります。
・他の事務職と兼任のちょっとシステムに詳しい人
・社内のシステム、セキュリティの保守のため、外部のベンダーと話をする人
・社内の内製システムを開発、保守する人
・WEBシステムを運営している会社でプログラムを書く人
・客先常駐のプログラマ
客先常駐のプログラマまでも、社内SEといって募集しているのは、
ほぼ詐欺ではないかと思いますが、よくよく求人情報を読んでみないと気づかないことがあります。
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プログラミングができない社内SEはどうなるのか?
確かに、将来不安ですね。
特に大企業では、これから、事務作業を自動化して、事務職を減らしていくことは明白です。
ハンコを廃止する動きもでていて、書類でやり取りするような仕事はどんどん淘汰されるでしょう。
プログラミングができなくても、当面、社内SEは大丈夫かもしれません。
RPAを導入するような仕事になるので、社内SEの仕事によって、どんどん事務員は削減されていくでしょう。
最初は楽になって感謝されていたのに、そのうち、仕事を奪う存在として疎まれることとなるでしょう。
そして、全てのシステムの自動化が完了したら、社内SE自身も解雇となるかもしれません。
という言葉があります。
兎を取り尽くしてしまうと、猟犬は不要になるので、鍋で煮て食べられてしますという中国の春秋戦国時代の句です。
業務ハックしてクビになった話を思い出しました。
その頃には、社内システムの保守が外注化されているのが普通になっているので、
そういう意味では、再就職先があるかもしれません。
プログラミングが書けなくても、生き残るためにはSAPやRPAに精通している必要があるでしょう。
とりあえず、Kindle Unlimitedで無料で読める「いちばんやさしいRPAの教本 人気講師が教える現場のための業務自動化ノウハウ 「いちばんやさしい教本」シリーズ」を読みましょう。
さらに、「ひとり情シスのためのRPA導入ガイド」も読んでおくと良いです。
他にも、SAPに関しても理解しておくと良いです。
こちらの書籍が無料です。
「SAP S/4 HANA導入完全ガイド: SAPの導入成功を君に贈る」
もしかしたら、中途半端にプログラムが書けるよりも、しばらくは、SAPやPPAのスキルのほうが需要があるかもしれません。