SIerで働いている人やSESで派遣されてばかりいるエンジニアたちは、口を揃えて言います。
と。
確かに、SIerで顧客のわがままと納期の板挟みになって、無限労働を繰り返している人や、
SESで、短期間で職場の移動を繰り返している人からすると、社内SEは楽そうに見えるのでしょう。
社内SEは暇で楽に見える理由
社内SEは暇で楽に見える理由は以下です。
・ユーザーは社内の従業員
・システム開発は外注
・仮にシステム開発するとしても、納期はゆるい。
確かにこのような状況なら、本当に楽でしょう。
デメリットと言えば、自分の技術レベルがアップしないということくらいでしょう。
社内SEは楽って本当?
社内SEの求人広告をいろいろ見てみました。
求人を出す側かすると社内SEという言葉の定義が定まっておらず、
普通のSEのことを社内SEと呼んでいたり、情報システム部のことを社内SEと呼んでいたりします。
確かに、社内のパソコンのキッティングやトラブルサポート、
ネットワークの管理程度の仕事もあるようです。
その程度の仕事の場合、総務と兼任したりしているようです。
社内の機器やネットワークの管理をしつつ、社内に導入するシステムを選定や企画して、
外部のベンダーと折衝して導入するという仕事の場合もあります。
SAPにABAPでアドオンを作って欲しいとか、AS400の経験が必須であるとか、
求めるスキルがまちまちで、転職するのも、人を選びます。
結局、会社ごとの社内SEが違うので、楽かどうかは会社によって大幅に違います。
また、性格によっても難しかったりします。
コミュ障だと自認している人にとっては辛いでしょう。
社内の多くの部署の人と関わるので、大変です。