読書は役に立たない?本を読めば読むほどバカになる?
読書は役に立たないとか、本を読めば読むほどバカになるという意見があります。
僕は今まで、少なくとも5000冊以上の本を読んでいます。
僕の意見は、
です。
読書は役に立たないと考えられる理由
読書は役に立たないという意見は、読書に何らかの効果を求めていて、その効果が得られない場合にわきあがるものだと考えられます。
読書に求める効果をおおまかに3つあげてみました。
-知識の習得
-娯楽
「人生の改善」の役に立たないという意見は確かにありえますね。
読んだだけで劇的に人生が改善することは少ないでしょう。
「知識の習得」に関しては、求める情報が記述されていなかった場合と、読んでも理解できない場合、覚えることができない場合に役に立たないと感じるのでしょう。
そういう観点からすると、少なからず役に立つ場合もあると思います。
「娯楽」が目的なら、内容が面白ければ役立ったといえますが、そもそも娯楽だから役に立たないという意見もありそうです。
ネットショップなどの本のレビューを見ていると次のようなものがよくあります。
-ネットで調べればわかる内容ばかりだった。
-理解できなかった。
「理解できなかった。」という感想が多数あれば、説明の仕方に問題があるかもしれませんが、知っていることばかりだとか、ネットで調べればわかるといった意見は、たまたまその人が知っていただけのことなので意味がありません。
知識がないことを知るとき、ネットで調べるキーワードすら思い浮かばない時、そのテーマに関してある程度まとまっている書籍はとても有益です。
知っている単語が増えることで、検索能力がアップするので、知らない分野の本は、どんどん読むとよいです。
新しい分野の入り口をあけてくれるというメリットがあります。
本を読めば読むほどバカになるというのは本当か?
本を読めば読むほどバカになる話があります。
これは、本は他人に意見だから、読めば読むほど自分自身の思考能力が低下するということを意味しているそうです。
本を読む量が少ない頃は、これは正しい場合があります。
本に書いてあることは正しいと思ってしまうので、本に書いてある内容がまるで自分の意見であるかのように、人に語ったり、知識をひけらかしたりするようになってしまうことがあるからです。
この問題を解決するためには、同じ分野の本をたくさん読みまくると良いです。
僕は昔、テーマは忘れましたが、全く知らない分野の本を読んでいました。
1冊読んで、なるほどと思って、別の本を読んだら、1冊目の本と矛盾する内容が書かれています。
さらに、もう1冊読んだら、前の2冊と矛盾します。
当時は月に10冊程度は読んでいて、累計2000冊以上は本を読んでいたと思います。
比較的読書量は多かったと思いますが、それでも、そのときやっと気づきました。
興味があるテーマに関しては、複数の本を並行して読んで、自分の頭で考えて判断する必要がある。
このとき、本を読んでバカへと向かっていた方向性が逆転したのだと思います。
自分自身でも今のほうが賢くなったと感じます。
物理や数学の本を理解する能力もあがりました。
これは、能動的に思考できるようになったからだと思います。
能動的に思考できるようになると、仕事もうまくいくようになります。
この頃から、プログラマの仕事が楽になり始めました。
おすすめの読書法
読書のメリットはあげたらきりがないのに、なぜ、無駄であるとか役に立たないという意見があるのか疑問に思い、今回の記事を書き始めました。
確かに、間違った内容を読者に植え付けるとか、思考停止の拍車をかけるといたデメリットも多数あります。
これらの弊害は、少量の読書によるものです、ひたすら多読するだけで、視野が広がるので人生の可能性が広がります。
おすすめの方法は、毎週書店に新刊コーナーに言って、タイトルを眺めて少しでも気になったものは全部買って読むという読書法です。
結論
読みすぎると賢くなる。